それでも人事になりたいですか? ~ぷりん男爵のおもしろ人事奮闘記~

こんにちは。ぷりん男爵です。某エンターテインメント企業で、10年以上人事の仕事をしています。人事の仕事って一言でいってもいろいろありますよね。なので、このブログでは、人事の知られざる日常について、時にまじめに、時に楽しくお伝えしていきたいと思っています。肩の力を抜いてお楽しみください。

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人事の仕事に向いてない人

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こんばんは。ぷりん男爵です。

 

物事を白黒はっきり付けないと気が済まないという人がいます。正義感にあふれる人とか、熱い体育会系の人とかは、特にそういった傾向が強いような気がします。

 

また、きちっと正解が出る仕事じゃないと、気持ちが悪いっていう人もいます。たとえば経理の仕事に就かれている方とか。細かな計算をして、資料の数字がぴったり合うことに達成感を感じる的な。

 

こういった、わかりやすい回答や明確な解を仕事に求める人は、人事の仕事には基本向いていないかもしれません。

 

なぜなら、人事の仕事はグレー(灰色)ゾーンで決着する事がすごく多いからです。

 

様々な問題が会社に起こった時、人事に求められるのは、いかに速やかに、そして秘密裡にトラブルの火種を消し、会社を守るための策を講じるかです。

 

人がらみのトラブルは千差万別、人によって、またその事案の内容によって対処法が異なります。マニュアル通りにやれば解決するなんてことは、なかなかありません。

 

たとえば従業員がらみの問題で、人事としてその従業員と面談をしなければならない。なんてシチュエーションになったとき、トラブルを起こした従業員の性格や態度によっては、こちらが強く出なければならない場合もありますし、逆に、おだてたりなだめすかしたりして相手をこちらのペースに巻き込んでいくこともあります。

 

正義感を振りかざして正論を述べ、相手を説得しようと思っても、逆に思わぬ反発をくらってしまい、余計に炎上してしまうなんてことになったら目も当てられません。それでは人事失格です。

 

真っ白な完全解決になれば、それは確かに気持ちいいですが、なかなかそううまくはいきません。灰色決着でもよしとしなければならないケースのほうが、むしろ多いと言えるでしょう。

 

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採用の場合はどうでしょうか。

 

いい人だと思って採用した方が、蓋を開けてみたら全く活躍しなくて期待外れだった。なんてことは結構あります。

 

逆に当落線上にいたような方を採用したら、思わぬ大化けをしたなんてこともあるでしょう。

 

その方を採用することが正解かどうかなんて、ある程度時間が経ってみないとわからないのです。それは1年後かもしれないし、5年後かもしれません。もしかしたらもっと長い時間がかかるかもしれません。正解は誰にもわからないのです。

 

そんなモヤモヤした、答えのないような仕事が人事にはたくさんあります。

 

冒頭にも書きましたが、白黒ハッキリしてないと気がすまないとか、明確な解が出ないと気持ち悪いという人は、人事の仕事にきっとすごくストレスを抱えると思います。

 

もちろん、社会保険の手続きや給与計算業務のように、はっきりと解のあるような仕事も人事にはあるのですが、中小企業の場合、少ない人数で人事の仕事をまわさなければならないため、これらの仕事だけをやるという事はほとんどありません。

 

あなたが、もしこれから人事の仕事に就きたいのであれば、きれいごとだけでは人事はつとまらないということを、ぜひ頭の片隅にでも置いておいていただけると幸いです。

 

人事の採用面接で適性を判断される時に、もしかしたら役に立つかもしれませんよ。

 

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