それでも人事になりたいですか? ~ぷりん男爵のおもしろ人事奮闘記~

こんにちは。ぷりん男爵です。某エンターテインメント企業で、10年以上人事の仕事をしています。人事の仕事って一言でいってもいろいろありますよね。なので、このブログでは、人事の知られざる日常について、時にまじめに、時に楽しくお伝えしていきたいと思っています。肩の力を抜いてお楽しみください。

スポンサーリンク

長時間労働対策とその難しさについて

スポンサーリンク

 

こんにちは。ぷりん男爵です。 もうすぐ夏の甲子園が開幕ですね。

 

私の応援している高校は、地元の横浜高校です。実は高校受験で横浜高校に合格したご縁もありまして。(結局、別の公立高校に進学したのですが。)

 

最近は同校出身の松坂大輔選手が改めてクローズアップされてますが、ベイスターズ筒香選手や倉本選手、ロッテの涌井投手、日ハムの近藤選手など、数多くの有名プロ野球選手を排出した名門です。

 

暑い中での試合は、本当に大変だと思いますが、体調不良者が出ないことを祈るばかりです。どの学校もみんながんばれー!!

 

さて、体調の話がでましたので、今回は従業員の衛生管理についてお話していきたいと思います。

 

ぷりん男爵は、社労士以外にも衛生管理者の資格を有してまして、いま勤めている会社でも衛生委員会を開催したり、産業医さんと連携をとって従業員の健康管理をしたり、ストレスチェックを実施したりと、様々な活動を行っています。

 

そんな衛生委員会のテーマの一つに、「従業員の労働時間管理」がありまして、直近1ヶ月間の各従業員の時間外労働時間と、直近3ヶ月間の平均時間外労働時間を集計して、産業医さんや労働者代表といった委員会メンバーを前に、月一回報告しています。

 

当然、委員会としては、過度な長時間労働は心身ともに不調をもたらすという前提で、なるべく長時間労働が発生しないような仕組みづくりを考えたり、所属長や本人に注意喚起をしたりするのですが、これがなかなか難しい!

 

実は当社、数年前までは、長時間労働をするのが当たり前、遅くまで残ってるほうが頑張ってる感があるなんていう風潮で、所属長もそれを推進するなんていう、ブラックそのもののとんでもない状態でした。

 

なので、本当は早く帰りたい人も残らざるを得ないという、ダメな会社の典型のような状態だったのですが、粘り強く長時間労働がもたらす弊害を説き、所属長の意識改革を行い、また最近の働き方改革とあわせて、仕組みづくりも推進してきたことで、最近ではだいぶ改善されてきました。

 

ただ、それでもやはりいるんですよね。とんでもなく長い労働時間を、毎月のように記録する方が。(汗) しかもそういう方は、好き好んで遅くまで残っているケースが多く、そもそも改善しようとする意志がなかったりするのです。

 

スポンサーリンク 

 

 

特にデザイナーさんやプロデューサーさんなどのクリエイティブな職種の方にその傾向が強いでしょうか。

(※ぷりん男爵が働いている会社は、ゲームやWebコンテンツ、映像作品などの企画、制作、運用をしている会社です。)

 

ぷりん男爵はそういう方にも、仕事が終わったら早く帰るよう促すのですが、返ってくる返答はだいたい同じです。

 

 

「僕は、いい作品が創りたいから妥協したくないんです。なんで、ぷりん男爵さんはそんなやる気をそぐような事を言うんですか?早く帰るやつはやる気がないんですよ。」

 

 

妥協しない姿勢は素晴らしいですし、その心意気もたいしたものです。

 

ただ実際の働き方を見てみると、日中にダラダラと井戸端会議をしていたり、無駄な会議が多かったり、タバコを吸いに行ってる時間がやたらとあったりと、かなり改善の余地があったりします。

 

また、そういう事はなく、きちんと仕事をしている方に関しても、仕事が毎日のように深夜にまで及べば、睡眠不足にもなりますし、効率的に決していい働き方とはいえません。寝不足での仕事では、考える力も落ちて当然でしょう。

 

そもそも、長時間労働が常態化している方は、時間は有限にあると思って仕事をしているため、時間内でなんとか終わらせようという意識が薄いんですよね。それでは、改善するはずもありません。

 

クリエイターの方は、どちらかと言うと職人気質の人が多いため、結果を出してきた方ほど、今までのやり方に固執し変えようとしません。

 

また、人の意見も聞かないケースも多いです。

  

 

「だって、クリエイターっていうのはそういうものだから。僕らは、そうやって結果を出してきたんで。」

 

 

「この業界、長時間労働なんて当たり前なんだよ。会社ごっこには付き合ってられないなぁ。人事の仕事は楽でいいですね。」

 

 

こんな意見を聴くたびに、ぷりん男爵は思うのです。

 

 

「あなたたちは、確かにクリエイターかもしれないけど、その前に、会社に雇われたサラリーマンなんだ。もし長時間労働が常態化したあなたたちが、仮に倒れでもしたら、責任を問われるのは会社だってことがわらかないのか。プライドが高いのも結構だけど、まずはルールを守って仕事してくれや。それが嫌なら、サラリーマンなんて辞めてフリーランスで仕事をなさい!」と。

 

まあ、もちろんここまでハッキリ言うと喧嘩になってしまいますが、あまりにも聞き分けがない場合には、もう少しオブラートに包んで伝えることもあります。(笑)

 

お互いに正義としているものが違うので、話がかみ合わないのは、ある程度必然なのかもしれません。

 

それでも、人事は会社を守るため、また従業員が働きやすい環境を構築するため、日々粘り強く戦っていかなければならないのです。

 

長時間労働が減って、日本全体が働きやすい環境になるといいなぁ。

 

にほんブログ村 経営ブログ 人事労務・総務へ
にほんブログ村

にほんブログ村 経営ブログ 組織・人材へ
にほんブログ村

スポンサーリンク