それでも人事になりたいですか? ~ぷりん男爵のおもしろ人事奮闘記~

こんにちは。ぷりん男爵です。某エンターテインメント企業で、10年以上人事の仕事をしています。人事の仕事って一言でいってもいろいろありますよね。なので、このブログでは、人事の知られざる日常について、時にまじめに、時に楽しくお伝えしていきたいと思っています。肩の力を抜いてお楽しみください。

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挨拶(あいさつ)ができない残念な人々

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こんばんは。ぷりん男爵です。

 

わたしたち日本人は、小さいころに、親から、そして幼稚園や小学校の先生から、朝起きたら「おはようございます。」、ご飯を食べるときには「いただきます。」、食べ終わったら「ごちそうさまでした。」、夜寝る前には「おやすみなさい。」と、きちんと挨拶をしましょう。と教えられて育ちました。

 

そして、それは日々の習慣として根付いています。

 

もちろん、大人になっても挨拶は大事です。

 

職場においては、出社すれば「おはようございます。」、帰るときには「お疲れ様でした。」「お先に失礼します。」と、周囲の人に声をかけるのが基本的な礼儀であることは言うまでもありません。

 

ところが、この簡単な「挨拶」ができない人が意外にたくさんいます。

 

朝、会社ですれ違っても、うつむき加減で黙って通り過ぎてしまう。こちらから「おはようございます!」と声をかけると、ビクッとして「あっ!」とか言って、逃げるようにその場から去ってしまう。

 

そんな人が結構いるんです。

 

まー、感じ悪いですよね。

 

樋口廣太郎(ひぐちひろたろう)」さんという方をご存知でしょうか。

 

1949年に住友銀行に入行された後に同行で副頭取まで務め、1986年にアサヒビールの社長に就任。当事、経営不振だったアサヒビールの再建に着手され、スーパードライの発売などで経営再建を成し遂げた伝説の経営者です。

 

彼が執筆した「人材論」という本の中に、挨拶の大切さについて明記した一説があるので簡単に紹介したいと思います。

 

1986年当事、経営不振だったアサヒビールは、「アサヒ」ではなく、「夕日ビール」(朝日じゃなくて、日が沈むくらい勢いがない)と揶揄されていたのですが、社員がとにかく挨拶をしない雰囲気だったようです。社長がエレベーターに乗り込んでもみんな知らんぷり。

 

誰も挨拶しない雰囲気に我慢ならなかった樋口さんは、毎朝「おはよう運動」を始めました。社長自ら、顔を合わせたり、すれ違う社員全員に「おはよう!」と声をかけていったのです。

 

しかし、それでも社員が挨拶しない。

 

とうとう、樋口さんは挨拶しない社員を社長室まで連れて行って、「朝の挨拶くらい、ちゃんとしろ」と怒鳴りつけたというエピソードです。

 

樋口さんは、「「おはよう」とか「こんにちは」といった言葉は、それ自体が何か具体的なことを伝えているものではないが、それを明るく大きな声で口にすることで、相手にはとても多くのことが伝わる。」と言っています。

 

また、「挨拶は、コミュニケーションをスムーズにスタートさせるスイッチのようなもの」とも言っています。

 

その後、樋口さんの苦労の甲斐あって、アサヒビール社内には挨拶が自然とできる風土が醸成されていったようです。それは少なからず業績にも影響していったとのこと。

 

確かに、社員が明るく元気よく挨拶をすれば、それだけで、社内の空気が変わりますよね。

 

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挨拶の効果って、お互いの壁が取り払われることだと思います。

 

毎朝、挨拶を交わしていれば、その人の体調を知ることもできますし、そうすれば相手を気遣うこともできます。

 

「あれ?今日いつもより元気ないよね?何かあった?」といった感じで。

 

社員のモチベーションをアップするために、人材コンサルタントを入れて研修を行ったり、専用の支援ツールを使ったりと、様々な手法が取られることがありますが、実は「挨拶こそが、最もお金のかからないモチベーションアップのツール」ではないかと、私は常々思っています。

 

だって、挨拶するだけですよ。当然タダです。こんないい話はありません。

 

でも、現実を顧みると、やっぱり挨拶できない従業員が多い。もう、もどかしくなりますよ。なんでこんな簡単なことができないのかと。

 

入社当事はきちんと挨拶できていた新入社員が、年数が経つにつれ、だんだん挨拶ができなくなってしまうというケースもあります。

 

上司や周りの人々が挨拶しない環境だと、「あー、挨拶してもどうせ返してくれないし、もういいや。」って思ってしまうのでしょう。本当に残念なことです。

 

私は新入社員の入社時研修で、結構な時間を割いて挨拶の大切さについて説くようにしています。

 

「たとえ、周囲の人間が挨拶を返してくれなくても、自ら進んで挨拶することに意味があるのだから、くじけず、何度でも挨拶をしてほしい。それが必ず自分のためになるから。」と伝えています。

 

「何で挨拶しないんだ!」って怒られることはあっても、「何、挨拶してんだよ!」って怒られることはありませんからね。(笑)

 

皆さんの会社では、社員が元気よく挨拶できていますか?

 

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