それでも人事になりたいですか? ~ぷりん男爵のおもしろ人事奮闘記~

こんにちは。ぷりん男爵です。某エンターテインメント企業で、10年以上人事の仕事をしています。人事の仕事って一言でいってもいろいろありますよね。なので、このブログでは、人事の知られざる日常について、時にまじめに、時に楽しくお伝えしていきたいと思っています。肩の力を抜いてお楽しみください。

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人事の仕事に必須の「傾聴(けいちょう)スキル」とは。

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こんばんは。ぷりん男爵です。

 

人事の大切な仕事のひとつに、従業員との面談業務があります。

 

半期や1年ごとに行う人事評価面談や、採用予定者との内定面談、新卒採用者の入社1年後のフォロー面談、心が疲れてしまった方とのカウンセリング的な面談、休職者との復職面談など、面談と一言で言っても、相手もシチュエーションも本当に様々です。

 

面談のやり方に、完璧なマニュアルというものは存在しません。

 

相対するのは人間です。挑戦型、思考型、守備型、調和型、一匹狼型など、様々なタイプの人間と接するので、ひとつのやり方で押し通そうとすると、必ず反発に合い失敗します。

 

ただ、どのタイプの方と接する場合でも、共通して大事なことがひとつあります。

 

それは、「まずは、相手の話をよく聴く」ということです。

 

コミュニケーションが得意だと言っている方の多くは、「自ら発信し、話をするのが得意」というタイプです。冗舌に、巧みなトークで場を盛り上げるスキルは、もちろん素晴らしいものです。

 

しかし、面談の場では、とにかく相手の意見を聴くことが何よりも大切になります。自分が中心となってベラベラと話し続けていては、当然相手の意見を聴くことはできません。それでは面談の意味がなくなってしまうのです。

 

「相手の話を一生懸命に聴く。」という事は、想像以上に大変なことです。

 

私がかつてキャリアコンサルタントの資格取得を目指して勉強していたとき、講師の方からこんなアドバイスをもらったことがありました。

 

講師「ぷりん男爵さん、「キク」っていう言葉には二つの漢字があるよね。ひとつは「聞く」。もうひとつは「聴く」。この二つの漢字の違いは分かるかい? 「聞く」っていうのは、ただ「耳」で聞いているだけなんだ。だけど「聴く」っていうのは、「耳」と「目」と「心」で聴いているんだよ。一生懸命に聴くっていうのは、本当に大変なことなんだ。」

  

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カウンセリング用語に「傾聴」(けいちょう)という言葉があるのをご存知でしょうか。

 

相手のことを尊重し、否定せず、相手の言葉だけでなく、心にも耳を傾けるという意味なのですが、これはなかなかに大変なことです。

 

相手の話していることが、「いやー、まじないわー。意味不明なんですけど!」という事だったとしても、「なるほど。そういう考え方もあるのですね。」と受け止める姿勢が求められるのです。あなたにできますか?

 

人は誰しも、自分の意見を相手にぶつけたくなる生き物です。

 

「こうしたらいいんじゃない?」とか、「絶対こっちのほうがいいって!」などと、自分の得意分野の話になればなるほど、何かとすぐにアドバイスをしたくなるのは、当然といえば当然です。

 

でも、それをしてしまうと、相手は自分の意見が言えなくなり、殻に閉じこもってしまうことになるのです。それでは面談は失敗です。

 

なので、面談の場では、ひたすらに相手に寄り添い、話を聴くことに接する姿勢が必要となってくるのです。そうして、相手が「あ、この人になら自分の意見を話しても大丈夫そうだ。」と、思ってもらえて、初めてこちらからも何らかのアドバイスを伝えることができるようになるのです。

 

こうした信頼関係の構築のことを、カウンセリング用語でラポールの形成」と言います。「ラポール」とは、フランス語で「架け橋」を意味する言葉です。

 

面談の場では、この「ラポールの形成」がいかにできるかが大切になってきます。

 

でも、実際にやってみるとこれがなかなか難しい!

 

だって、相手が明らかにおかしなことを言ってるのに、「なるほど。」と受け止めなければいけないんですよ。

 

「いやいや、ないっしょ!おかしいって!」って説教のひとつもしたくなるのが、普通の感覚だと思います。

 

私自身もキャリアコンサルタントの勉強をして、知識とスキルを学んだからこそ、なんとか「傾聴」を意識して面談を行うことができるようになりましたが、そうでもなかったら、相手の話にイライラしっぱなしだったに違いありません。どちらかというと短気な方なので。(笑)

 

もともと私は「社労士」として活動していたので、どちらかということコンサルタント気質なんですよ。何かとすぐにアドバイスをしたくなってしまうのです。

 

「こうしたほうが合理的じゃないですか。」とか、「○○はこうだから、こうしたほうが効率いいって。」とか。

 

なので、キャリアコンサルタントの勉強をしたことは、自分にとって本当に大きな経験となりました。

 

傾聴スキルは、面談だけではなく、採用面接の場でもとても役に立ちますし、上司として部下の話を聴くときにも役に立ちます。

 

営業マンがクライアントとの商談の場で使うこともできますし、クリエイターがクライアントのニーズを引き出すというシーンでも活用することが可能です。

 

人事だけではなく、あらゆるビジネスの場で使うことができるのが、「傾聴スキル」なのです。

 

ちなみに傾聴スキルを高めるための、誰でも比較的簡単にできる技法については、次回の記事でご紹介いたします。 

www.soredemojinji.work

  

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