それでも人事になりたいですか? ~ぷりん男爵のおもしろ人事奮闘記~

こんにちは。ぷりん男爵です。某エンターテインメント企業で、10年以上人事の仕事をしています。人事の仕事って一言でいってもいろいろありますよね。なので、このブログでは、人事の知られざる日常について、時にまじめに、時に楽しくお伝えしていきたいと思っています。肩の力を抜いてお楽しみください。

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人事への転職希望者に告ぐ!「人事への相談ごとは基本ネガティブなものばかり。」 それでも人事になりたいですか?

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こんばんは。ぷりん男爵です。

 

人事の仕事をしていると、従業員から秘密の相談事をされることが非常に多いのですが、そのほとんどがネガティブなものだったりします。

 

もちろん、中には結婚や出産などで扶養家族が増えたので、社会保険の手続きをお願いします!といった嬉しいご相談(というかご報告)もあるにはあるのですが、感覚的には10パーセントあるかないか。残りの90パーセントがネガティブな相談事だったりします。

 

なぜなら、順風満帆なときって、基本人事へ相談することってないんですよね。寂しいお話ですが。

 

そこで、今回は3つのカテゴリーに分類して、実際にぷりん男爵が受けた数々のネガティブな相談事を紹介したいと思います。人事への転職を希望されている方は、ぜひ参考にしていただければと思います。

 

カテゴリー1【退職・リストラ編】

 

「うちのチームの○○さんが、会社を辞めると言っている。なんとか引き止めたいので、人事で面談してもらえないか?」(管理職からの相談)

 

「自分にはこの仕事は向いていません。ツラいので辞めたいです。」(従業員からの訴え)

 

契約社員(または派遣社員)の○○さんの仕事ぶりがよくない。契約満了で辞めさせたいのだが、穏便に事を運ぶ方法はないか?」(管理職からのリストラ相談)

 

上記はあくまでも一例ですが、人が辞めるときには必ず人事が絡みますので、この手の相談事は日常茶飯事です。

 

「ぷりん男爵さん、今ちょっとお時間ありますか?」と管理職のメンバーから声を掛けられると、「誰か辞めるのかな?」と条件反射的に思ってしまうことがあるほどです。(笑)

 

辞めたいと言っている従業員の気持ちを翻意させることは容易なことではありませんし、逆に誰かをリストラするときには心を鬼にして、その従業員と対峙しなければなりません。

 

退職やリストラ関係の仕事は、人事の業務の中で、何よりも辛い業務のひとつです。

 

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カテゴリー2【病気・怪我編】

 

「通勤中に転んで腕を骨折してしまいました。労災の手続きをお願いできますか?」(従業員からの通勤災害報告)

 

「うちのメンバーの○○さんだが、最近元気がないように思える。一度、人事で面談してもらえないか?必要ならば産業医面談を設定してほしい。」(管理職からの相談)

 

「仕事でトラブルを起こしてしまい、以来、眠れなくなってしまいました。会社に来るのが辛いです。どうしたらいいか分かりません。」(従業員からの相談)

 

「脳に腫瘍が見付かり、長期で入院しなければならなくなりました。社会保険の給付金手続きをしてもらえませんか?」(従業員からの相談)

 

 

人事の手続きのひとつに労災に関するものがあります。

 

なので、通勤中や仕事中に怪我をしたといった場合には、人事が窓口になって手続きをすることになります。

 

中には指を切断したとか、足を複雑骨折したとかで救急搬送されてしまい、本人とすぐに直接連絡が取れない場合もありますので、その場合はご家族の方とやり取りすることもあります。気が動転しているご家族の方とのやり取りは、なかなかに辛いものがあります。

 

また、仕事が原因でメンタルを病んでしまった場合などは、産業医との連携を考えなければなりません。人事は医者ではないので、診断を下すことはできません。産業医と従業員の間に入って、休職の手はずを整え、当該従業員の上長へと報告します。仕事の引継ぎなどもあるため、現場が混乱しないよう、注意深く事を進める必要があります。

 

怪我や病気で長期入院する場合などに、健康保険の傷病手当金の申請手続きを行うのも人事の仕事です。適切な手続きを行い、従業員に不利益がないよう慎重に業務を遂行します。

 

 

カテゴリー3【ハラスメント編】

 

「上司の○○さんからパワハラを受けていて辛いです。仕事を辞めたいです。(泣)」(従業員からの相談)

 

「○○さんから交際をしつこく迫られています。これってセクハラではありませんか?」(従業員からの相談)

 

「部下の○○さんの体臭がキツい。周囲のメンバーには、臭いに耐えられず体調不良を訴えるものも出てきている。人事から何とか言ってもらえないか?」(管理職からの相談)

 

いわゆるハラスメントに関する相談ごとは、人事の仕事の範疇となります。

 

ドラマ「ハラスメントゲーム」のように、コンプライアンス室が対処する場合もありますが、人に関することなので、基本は人事の仕事と言えるでしょう。

 

パワハラ、セクハラ、スメハラなど、ハラスメントは緊急度の高い案件が多いため、人事には速やかな対応が求められます。

 

また、ハラスメント関連は、訴訟リスクもはらんでいるため、間違った対応は決して許されません。最も緊張感の伴う業務のひとつと言えます。

 

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いかがでしたでしょうか。

 

毎日こんな相談事ばかり受けているわけではありませんが、従業員数が多くなれば、結構な頻度でこういった相談は受けることになります。

 

人事はメンタルが強くないとやっていけません。ネガティブな相談事というのは、実際に対峙すると分かりますが、なかなかに辛いものです。相談を受けるたびにメンタルをやられていては、人事の仕事は務まりません。

 

そして、どんなに困難な状況だったとしても、慌てず、理性的に対処することが求められます。人事がテンパってしまったら、おしまいですから。最後の砦となって、きちんと適切な処理をし、アドバイスを送ってあげることが求められるのです。

 

人事の仕事は、新卒採用時の会社説明会の司会や、面接官の業務、メディアへの広報活動など、一見華やかに見える仕事ばかりが目立ちますが、それは本当に人事の仕事のごく一部です。

 

大手企業などで、人事の仕事が「採用チーム」「給与チーム」「社会保険チーム」「労務管理チーム」などと細分化されている場合は別ですが、中小企業の人事は、基本的に全ての業務に携わらなければなりません。

 

なので、人事への転職を希望されている方は、こういったネガティブな相談がとても多いということを念頭においておくと、入社後のギャップが防げると思います。

 

まあ、だからこそ、めったにないポジティブなご相談やご報告があったときの喜びはひとしおなのですが。(笑)

 

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