それでも人事になりたいですか? ~ぷりん男爵のおもしろ人事奮闘記~

こんにちは。ぷりん男爵です。某エンターテインメント企業で、10年以上人事の仕事をしています。人事の仕事って一言でいってもいろいろありますよね。なので、このブログでは、人事の知られざる日常について、時にまじめに、時に楽しくお伝えしていきたいと思っています。肩の力を抜いてお楽しみください。

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現代日本における心のタフさについて

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こんばんは。ぷりん男爵です。

 

人事の仕事をしていると、メンタル的に弱っている方と面談をする機会が、まあまあな頻度であります。

 

メンタルを病む理由でもっとも多いのは、人間関係によるもの。

 

上司と性格が合わない、チームの中にうまく溶け込めない、クライアントからのプレッシャーにやられた、部下のマネジメントで疲れた、などなど。

 

ハラスメント系も結構あります。パワハラ、セクハラ、スメハラなどなど。

まあ、これも人間関係ですよね。

 

次に多いのは、労働時間の過多によるものです。

 

毎日深夜遅くまで働き、毎週のように休日出勤を重ね、だんだんと心に余裕がなくなり、気づいたらウツになっていた。なんてケースが当てはまるでしょうか。

 

あとは、異動先の新しい仕事に馴染めなくて病んでしまったり、心のよりどころであるはずのご家庭がうまくいってなくて疲れてしまったりと、人がメンタル不全を起こす理由というのは様々あります。

 

でも、人間関係で言えば、まだぷりん男爵が新卒だった25年近く前なんて、今ほどハラスメントに対して世間は敏感ではなかったし、上司のあたりも、今とは比べ物にならないほどきつかったし(普通に頭叩かれたりしたことも・・)、それこそ上司の言う事は絶対!という会社が多かったように思います。

 

労働時間に関しても、1ヶ月まるまる休み無し。なんてこともザラにありましたし、(ぷりん男爵は当事、エンタメ系企業の広告宣伝を担当する部署でイベントの仕事をしていたので、それはもう忙しかったのです。)、会社に寝泊りすることが日常茶飯事でも、まあこの業界そんなもんだよね。くらいのものでした。

 

そして、イベントが終わった後には、新人が飲みつぶれるまで終わらない飲み会が開催されたりと、今ならアルハラで訴えられそうなことが、頻繁に行われていました。

 

そんな苛酷な環境だったにも関わらず、周囲にあんまり病んでいる人っていなかったんですよね。

 

確かに、ちょっと元気がなくなっちゃうって人もいましたが、たいてい、気合が足りないとか、根性論で片付けられておしまい。背中をバシバシ叩かれて、飲みにいくか!って飲み屋に連れて行かれ、上司の自慢話を聞かされ、なんだか分からないまま解散なんてこともありました。

 

その分、同期の仲間たちがケアしてたかな。

 

心が病んだからといって、会社が手厚くケアしてくれることも、あまりありませんでした。基本、自分で何とかして乗り越えろ!っていうスタンスだったように記憶しています。社会は厳しいんだぞって。

 

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でも、今は時代が代わって、労働者が守られるようになりました。

 

ちょっとしたことでも「○○ハラスメントだ!」と訴えられるので、上司のマネジメントは本当に難しくなっています。

 

労働時間についても、残業時間を減らすように、国が推進しており、実際企業にも様々な施策が求められています。いわゆる働き方改革ですね。

 

そんなに守られた社会なのに、メンタルを病む人は昔より遥かに多くなっているように感じます。

 

○上司に厳しく指導されたのがすごくストレスです。心を病みました。

○クライアントの要求が厳しくて、プレッシャーに耐えられません。

○チームメンバーとうまく話すことができず、つらいです。もう会社に来たくありません。

○残業が毎日あるのっておかしくないですか?心身ともに休める時間がありません。キツイです。どうにかしてください。(でも、残業っていっても一日1,2時間程度だったり。)

 

この差って何なのでしょうか。

 

今の若い世代が、昔の会社で働いたら、それこそ1週間持たずに倒れちゃうんじゃないかしら。って思います。

 

あ、勘違いしないでいただきたいのですが、今の若い世代を非難するつもりはまったくありませんし、昔はよかったなんて、ジジ臭いことを言うつもりもありません。

 

今の時代のほうが絶対働きやすいですし、昔になんて戻りたくもありません。だって、飲み会で上司に裸踊りを強要されましたからね。地獄でしたよ。(笑)今だったら、一発アウトです。

 

ただ、あまりにも守られすぎていると、いざというときに踏ん張りがきかなくなるのもまた事実だと思います。

 

「若いうちの苦労は買ってでもしろ!」なんて言葉がありますよね。

 

20代だった頃の私は「なんで買ってまで苦労しなくちゃいけないんだ。あほか!」って思ってました。人間、誰しもラクしたいじゃないですか。

 

でも、40も後半となった今となっては、若いうちに苦労しておいて本当によかったと心から思えるのです。たいていの事は乗り越えられるだけのタフさを身に付けられましたから。

 

若いうちに苦労しないで、歳取ってから、会社が倒産したとか、リストラされたとか厳しい環境に身を置くことになると、たぶん耐えられないと思うんですよね。

 

こんな不安定な世の中を生き抜いていくのって、本当に大変なことだと思います。それこそ、超優良企業だった東芝ですら、あんなことになってしまう時代です。

 

若いうちに心のタフさを身に着けないと、歳を取ってから大変なことになるんじゃないかなーと思うのです。

 

でも、社会に守られすぎていると、そのタフさを身に付けることができなくなる。なので、ちょっとしたことで、心を病んでしまう人が増えているような気がするのです。

 

私は人事なので、そういう従業員の話もきちんと聴きますし、従業員がメンタル不全を起こしたら、お休みをするように促し、復職支援もしっかりと行いますが、「えっ!こんな程度のことでメンタル弱っちゃうの?」って思うことがあるのもまた事実。

 

なるべく頭をフラットにし、昔の基準で考えないようにと自分に言い聞かせ、今の時代に即した問題解決を・・。と常に心がけるようにしてはいるのですが、それにしてもねぇ・・っていう案件が結構あるんですよ。

 

これから先、10年後、20年後の未来のことを考えると、本当にこれで大丈夫なんだろうか・・。とちょっと不安を覚えることがあります。みんなもっとタフにならないと、これから先、乗り切っていけないよ!って。だって、家族を守りながら、社会で生きていくのって本当に大変なんですから。 

 

そんなことを考える今日この頃です。

 

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