それでも人事になりたいですか? ~ぷりん男爵のおもしろ人事奮闘記~

こんにちは。ぷりん男爵です。某エンターテインメント企業で、10年以上人事の仕事をしています。人事の仕事って一言でいってもいろいろありますよね。なので、このブログでは、人事の知られざる日常について、時にまじめに、時に楽しくお伝えしていきたいと思っています。肩の力を抜いてお楽しみください。

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意外な理由で不採用に!面接がうまくいったのに不採用となってしまった訳とは。

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こんばんは。ぷりん男爵です。

 

企業の中途採用面接に臨まれた方で、募集要項で求められるスキルは余裕でクリアしているし、面接で話も弾んだ、これは合格間違いなしだろ!って思っていたのに、まさかのお祈りメール(不採用連絡)が届いた・・なんて経験をされた方っていませんか?

 

企業に不採用になった理由を聴いてみても、「弊社の採用基準に則って厳正に審査させていただいた結果です。」とだけしか教えてもらえず、いったい俺の何が悪かったんだ・・と、悶々とした日々をすごした。

 

これ、本当につらいですよね。自分では完璧だったと思ってるし、何が悪かったのか分からないんだから、直しようがない。

 

ということで、今回はぷりん男爵が、人事として採用を長年やってきた立場から、この皆さんのモヤモヤに回答したいと思います。

 

 

こういう場合、不採用になるケースは大きく分けて3つあります。

 

一つ目は、「単なる勘違い」というケース。

自分は完璧だ!と思っていたのがそもそもの勘違いで、企業側にしてみると、ただのうぬぼれやさんに映っていたというケース。話が弾んでいたと思っていたのも勘違いで、面接官の質問に明確に答えていなくて、自分ばかりが気持ちよくぺらぺらとしゃべり続けていたという、ちょっと救いようのないパターンです。

 

きちんとした会社の面接官ほど、採用可能性がゼロで「あ、これはダメだね。」という人でも、気持ちよく落ちていただくために、相手が得意そうな話題を提供し、話に乗ってあげたりします。

 

不採用の連絡をもらうと、落ちた側としては、「なんだ、あのクソ会社!!何も俺のことをわかってないくせに。全然話も聴いてもらえなかったし、最悪だ。」と悪い印象を持ち、下手をすると、ネットに悪評を書き込まれるなんてことにもなりかねません。

 

なので、「落とす人ほど丁寧に。」というのは、人事の中では、一種の合言葉のようになっているのです。結果、面接で話が弾んだのに、なぜか落ちたということになってしまうのです。

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二つ目は、「競合相手が悪かった」というケース。

企業が求めるスキルを100としたときに、仮にあなたが85点の高い実力を持っていたとしても、競合相手が90点の実力を持っていたら、あなたは不採用になってしまうのです。運がなかったとしか言いようがありません。

 

採用枠が複数あるのなら、どちらも合格ということも当然ありますが、欠員補充で採用枠がひとつしかないといった場合は、企業側も苦渋の決断を下さなければなりません。

「まずは90点の方に内定をお出しし、もし断られたら85点の方に内定を出そう。90点の方がうちに来てくれるなら、85点の方は残念ながら不合格だね。」なんて事は、採用のシーンでは日常茶飯事です。

 

最終選考まで進み、話も弾んだのに、その後、選考結果をかなり待たされ、あげくの果てに不採用となったという場合は、だいたいこんな裏事情があると思ったほうがいいでしょう。

 

最後三つ目は、「ハイスペック過ぎて、企業側が敬遠した。」というケース。

企業側が求めるものより、遥かに上回るスペックを持っている場合、企業側としては、「彼の実力を今のうちの会社で生かせるポジションがないね。」ということで、もったいないけど不採用にしようということになってしまう場合があるのです。

 

例えば、英語を全く使わない事業部で、一般事務の募集をかけていたとします。

 

そこに、TOEIC900点で、英語力を活かしてグローバルに仕事をしていきたい。という方が応募してきたとき、企業側はその方を採用するでしょうか。

 

その会社が、今後海外にも目を向けて、英語がしゃべれる人材を積極的に増やしていきたいという方針なら、合格となるケースも考えられますが、現状、仕事の上では英語力は必要ないし、グローバルっていっても、サービスは国内向けで完結しているし、あまり上昇志向が高すぎても、求めているのは普通の事務さんで、きちんと正確に仕事をしてくれればそれでいいし・・というような募集の場合には、おそらく採用されるのは、別の方になるでしょう。

 

面接官としても、「仮にうちに来てもらっても、彼のスペックを活かしきれないから、これだけ英語ができるなら、もっと英語力を生かせる他の企業に行ったほうが、彼にとっても幸せだよね。」と考えるわけです。

 

ハイスペックなら、絶対合格するわけではないということですね。今回の例では英語力を題材としましたが、ほかにも、ITスキルや持っている資格、志向性、過去の経験など、総合的に判断して、「もったいないけど、うちの会社には合わないね。」と、ハイスペック過ぎて不合格になってしまう場合もあるのです。

 

企業の採用活動はお見合いと一緒です。

 

企業側が求めるスキルや人柄、志向性が、応募者のスキル、人柄、志向性とマッチしなければ、どんなに優秀な人でも採用には至らないのです。そこには、企業文化に合うかどうかや、既存の従業員とうまくやっていけそうかどうか、など、応募者からは分からない理由がたくさんあります。

 

なので、応募者の方は、「なぜ落ちたのか。自分は完璧だったのに・・」と思い悩むよりは、「この企業とは、たまたま縁がなかったんだな。残念だけど次頑張ろう!」と気持ちを切り替えたほうが絶対いいですね。

 

採用は「運」と「縁」と「タイミング」です。(もちろん大前提として、実力が全然足りない場合は問題外ですが。)

 

転職活動がうまくいかずに落ち込んでいる方も、「絶対に自分に合う会社はあるはずだ!」と自信を持ち続けることで、きっと活路が開けてくると思いますよ!

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